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仕事コラム

セレブ(金持ち)を対象(ターゲット)とした事業の考え方

セレブ

 

先日こんな質問をいただきました。

以下の質問にそって「セレブ(金持ち)を対象(ターゲット)とした事業の考え方」を紐解いていきたいと思います。

 

セレブ幼稚園、保育園はどうやったら創設できますか?

 

田中オラの回答は、以下です。

 

回答

まず考えなければいけないことは「なぜ、セレブ(お金持ち)がその幼稚園、保育園に子どもを入園させるために集まってくるか?」です。

 

自分がセレブになった側の気持ちや立場を想像してみれば、わかります。

 

どんな幼稚園・保育園に子どもを入園させたいでしょう?

もちろん理由はそれぞれあるでしょう。セレブ達の期待に応えるための提供するサービス(コンテンツ)を考えてみたいと思います。

 

例えば、①から⑤です。

 

① 高度な教育を受けさせることができる

② すでに海外などで実績のある教育機関が日本で開園する

③ 子どもに受けさせたいプログラムがあり、他にはなかなかない(希少性がある)

④ 過去の歴史上、その幼稚園・保育園には信頼と実績が何年もある

⑤ 審査制にして、親がある特定の職業や地位や多くの金融資産を持っているなどの子どもしか入園できなくする

 

①から⑤以外にもあるでしょうが、共通してくる点は。

 

・お金も持っていないと入学させることができない。(学費が高い)

・上記を満たしても、定員数をオーバーするくらいの入園希望者がいる(人気がある)

 

この2点が満たせないと実現はできないでしょう。

 

幼稚園・保育園事業には商圏(しょうけん)が存在します。自宅から通わせることができる距離のことです。この範囲内での需要(園児の数)供給(ライバル数)によってきまります。

 

過去の信頼と実績がなければ簡単ではないでしょう。

では、「ない場合はどうするのか?」というと。

 

すでに他の事業で信頼と実績をつくることや広告費を多く使ってセレブ(金持ち)のターゲットに認知させることです。

どれだけいい幼稚園・保育園でも知っている人がいなければ創設しても人は集まりません。

ぜひ、参考にしてみてくださいね♪

 

以上のように、回答しました。

 

今回の事例では、その事業で集めたいターゲットがセレブ(金持ち)でしたね。

考え方としては、他の事業でも応用ができます

そのターゲットの気持ちや状況を自分に降臨させることが大事です。

 

そのターゲットは「何を欲しているのか?」をとことん考え、それを解決するサービス(コンテンツ)を提供するのです。

 

ただ、それがなかなか難しいことなんですけどね。

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